調理責任者

M. T.

神奈川の中学生の健やかな成長を応援できる。
それが何よりの喜びです。

毎日何千人ものお客様に料理を楽しんでもらえる。

相模原キッチンファクトリーで中学校給食の調理責任者を務めています。調理スタッフのみなさんとチームワークで、毎日23,000食分、日替わりで4種類前後の惣菜を作る仕事です。

学校給食をつくる仕事の醍醐味は、毎日何千人ものお客様に自分が作った料理を楽しんでもらえること、そして日替わりで何種類ものメニューを作れることですね。一般的な飲食店で働くのとはまた違う醍醐味があります。

納品した大量の食材を短時間で整理するので圧倒的に手際が良くなりますし、できあがりから食べ始めるまでのタイムラグが非常に長いので、徹底した衛生管理の知識やスキルも磨かれます。とくに重要なのは芯温の管理です。学校給食などの大量調理は85度の加熱、冷却は10度以下で……とマニュアルが定められていますので、それに基づいて進めます

温かい直筆のメッセージを頂くことも。

以前、海鮮料理店で働いていた時は、お客様と直接コミュニケーションできるので、それがやりがいの一つでもありました。入社するとき、学校給食のお仕事では、それがなくなってしまうのではないかという寂しさがありましたが、年度末に生徒さんたちから「おいしかったです」という直筆のお手紙をいただくと、胸がいっぱいになります。四季折々、栄養満点の給食を毎日お届けすることで、中学生のみなさんが健やかに成長できると思うと、未来に貢献できているという実感がありますね。召し上がっている様子を毎日は拝見できませんが、みなさんの笑顔を思い描きながら、心をこめて作っています。

休日の楽しみは、たまに友人と伊豆まで足を伸ばして温泉に入ることですね。平日なので、ラッキーな日は大浴場を独り占めできることも。人混みを避けて、のびのび観光を楽しんでいます。神奈川には、山も川も海も、自然を満喫できるスポットがいくつもあります。この仕事を始めてから、そのような「知る人ぞ知る神奈川の魅力」も少しずつ発見できるようになってきました。

1日の働き方

5:00 出社

納品された食材の整理、検品作業

当日のお弁当の調理開始

9:00 調理終了

在庫整理、パートさんのフォロー

次の日の仕込み

12:00 お昼休憩

事務所に戻る

13:30 デスクワーク

工程表作成、業者様対応等

14:30 退社

退社後は、映画を見たり睡眠をとったりしています。